Arch Linux 2012.09.07 をインストールしました。(その1)
だいたいInstallation Guide - ArchWikiに書いてある通りです。
目標
一般ユーザを作成してmikutter*1が動くまで。
Arch Linuxインストール編
下準備
まずはArch Linux - Downloadsから最新のインストールイメージ archlinux-2012.09.07-dual.iso を
ダウンロードします。
キーボード
US配列でいいので変更しませんでした。
たぶん、
# loadkeys jp106
とかすればJIS配列になるんだと思います(適当)。
パーティション
- /dev/sda1 /boot 15GB
- /dev/sda2 swap 1GB
- /dev/sda3 / 残り
としました。
# cfdisk /dev/sda
からそれぞれ作成します。
注意
/dev/sda1を作成後、Enterを押してBootableにするのを忘れない。
/dev/sda2を作成後、T。を押してタイプを82に設定する(Tを押した後、そのまま82を押してEnterでいけます)。
最後にShitf+Wで書き込みます。
Qで画面を抜けることができます。
フォーマット
# mkfs.ext4 /dev/sda1 # mkfs.ext4 /dev/sda3
swapは別に
# mkswap /dev/sda2 # swapon /dev/sda2
とします。
マウント
# mount /dev/sda1 /mnt # mkdir /mnt/home # mount /dev/sda3 /mnt/home
これでおkです。
インターネット
今回は有線LANなので省略します。
ベースシステムのインストール
pacstrapというスクリプトを使います。
# pacstrap /mnt base base-devel
ブートローダのインストール
今回はBIOSです。
# pacstrap /mnt grub-bios
システムの設定
fstabの作成をします。
# genfstab -p /mnt >> /mnt/etc/fstab
次に/mntにchrootして以下の設定を行います。arch-chrootを使います。
# arch-chroot /mnt
- /etc/hostnameにhostnameを書く
# echo okada > /etc/hostname
※okadaには自分のマシン名を入れてください。
- localtimeにリンクを貼る
# ln -s /usr/share/zoneinfo/Asia/Tokyo /etc/localtime
- /etc/locale.confでlocaleの設定をする
# echo LANG=en_US.UTF-8 > /etc/locale.conf # export LANG=en_US.UTF-8
- /etc/locale.genで必要なもの(en_US.UTF-8)のコメントアウトを外し、
# locale-gen
※これらの設定で日本語にしようと思えばen_US.UTF-8をjp_JP.UTF-8に変更、jp_JP.UTF-8もコメントアウトを外します。
しかしエラーメッセージとかが文字化けする可能性があるので英語の方がいいかもしれないです。
- 必要に応じて/etc/mkinitcpio.confを編集して
# mkinitcpio -p linux
- GRUBをMBRにインストールする
# grub-install /dev/sda
次にGRUBの設定ファイルを作成します。
# grub-mkconfig -o /boot/grub/grub.cfg
- rootのパスワードを設定する
# passwd
ここまで設定が終わったら
# exit
でchrootを抜けて、/mnt以下を
# umount /mnt/home
でアンマウントします。
以上でインストールは終わりです!
# reboot
して、次はGUIの設定に入ります。
->Arch Linux 2012.09.07 をインストールしました。(その2)につづきます。