Arch Linux 2012.09.07 をインストールしました。(その2)
Arch Linux 2012.09.07 をインストールしました。(その1)の続きです。
目標(再掲)
一般ユーザを作成してmikutter*1が動くまで。
Arch LinuxのGUI環境を整える編
ただし最低限です。
ログイン
ユーザ名:rootと先程設定したpasswordでrootとしてログインします。
一般ユーザの作成
ここでは一般ユーザの名前をhizuruとします。
# useradd -m -G users,audio,video hizuru # passwd hizuru
# useradd -m -G users,audio,video,wheel hizuru # passwd hizuru
便利なsudoの導入
# pacman -S sudo
でsudoをインストール。
/etc/sudoersの
## User privilege specification root ALL=(ALL) ALL
の下に
hizuru ALL=(ALL) ALL
の1行を追加。
その後、
# usermod -a -G wheel hizuru
/etc/sudoersの%wheel ALL=(ALL) ALLのコメントアウトを外す。
修正しました(2012.09.12 08:00)
二度手間というか無駄なことしてたようで…(;´Д`)
どっちみち後でusermodでsuコマンドでrootになれるwheelにグループ設定するなら一般ユーザ作成時に設定して、そのあとでそのグループごとsudoする許可してあげるんですね。
そらはー(とTLの方)ありがとう!!!
一般ユーザでログイン
# su hizuru
ここで、
$ cd
をして、ユーザのホームディレクトリに移動しておきましょう。
ここからいろんなGUI環境を整えていきます。
- Xのインストール
$ sudo pacman -S xorg-server xorg-xinit xorg-server-utils
この時、passwordを聞かれるかと思うのでユーザのpasswordを入力してください。
- ビデオドライバのインストール
まずグラフィックカードにあったドライバを探す。
$ lspci | grep VGA
今回のマシンはIntel製だったので、
$ sudo pacman -S xf86-video-intel
- タッチパッドがある場合は
$ sudo pacman -S xf86-input-synaptics
- その他いろいろ
$ sudo pacman -S xorg-twm xorg-xclock xterm
多分コレで最低限のGUI環境は整ったはずです。
ここでおもむろに
$ startx
とすればうまく行ってればXが立ち上がります。
mikutterのインストール
mikutterはsubversionで管理されていますので
$ sudo pacman -S subversion
次にmikutterをcheckoutする。
$ svn co svn://toshia.dip.jp/mikutter/trunk mikutter
これで/homeにmikutterというディレクトリができたと思います。
mikutterに必要なものをインストールする。
$ sudo pacman -S ruby ruby-gtk2
依存関係は解決してくれるのでこの2つでおkです。
また、認証にブラウザを必要とするので、
$ sudo pacman -S firefox
ここまでくれば準備おkです。
mikutterの起動
$ ruby mikutter/mikutter.rb
たぶん認証聞かれるので、Twitterアカウントでログインして認証してください。
快適なmikutterライフを!!!
え?日本語入力?
(´・д・`)やだなぁ、目標はmikutterが動くまでって書いてあるじゃないですか。
日本語入力と音声と通知はまた気が向いたら。
あとなんか間違ってたら教えて下さい٩(๑❛ᴗ❛๑)۶
もっと詳しくとかもお気軽に@totoadadまでどうぞー。
参考にしたページと関連のあるページ
*1:Linux環境とかで動作するTwitterクライアント。公式サイトはこちら -> http://mikutter.hachune.net/