一寸先はマミ

ξ(✿ >◡❛)ξ▄︻━━

劇場版 零〜ゼロ〜 を観てきた。

まとめ

・百合
・キス
・キスしそうでしない
・百合

なかみ


映画『劇場版 零~ゼロ~』予告編 ‐ ニコニコ動画:GINZA
 

『劇場版 零~ゼロ~』予告編 - YouTube
 

『劇場版 零~ゼロ~』特報 - YouTube
 
※STORYより 映画『劇場版 零~ゼロ~』公式サイト 大ヒット上映中 - http://zero-movie.jp/

閉塞感漂う山間の町にある女学園。
学園のカリスマ的存在であるアヤが寄宿舎の部屋に籠るようになってから数日後、生徒が次々と失踪する事件が発生。
姿を消した生徒たちに共通していたのは、アヤにそっくりな少女が写っている1枚の写真に接触し、アヤの"幻"に悩まされていたことだった。
その"幻"は、生徒たちに耳元で囁きかける―「お願い、私の呪いを解いて…」―。

学園には、午前零時に、女の子にだけかかる呪いがあるという、古くからの言い伝えがあった。
やがて、疾走した生徒たちが水死体となって発見される。その頃、アヤの"幻"を見るようになっていたミチの前に、本物のアヤが姿を現す。自分の"幻"の正体を突き止めたいアヤは、ミチと共に、呪いのおまじないを試そうとするが…。

感想

  • ゲームまでとは言わないけど少女たちの顔立ちは綺麗だった。
    • 特に、アヤに関してはカリスマ的なオーラがあって、みんなが惹かれる理由がわかる。
  • ゲームのように、主人公の過去に迫るためとか誰かを探しにこの地に来たというわけではなく、リアルタイムで事件が起こり、過去が明らかになっていく(過去に何かあったというのは零っぽさあった)。
  • それと、その地に伝わる習わし的なものも、学園に伝わる、というもっと狭義のものではあるが存在し、それも零っぽさを感じさせた。
  • 赤い毛糸で腕を繋いで寝る、夜明け前に寄宿舎を抜け出す、赤い毛糸で腕を繋いだまま歩く、とてもいい光景だった。

ネタバレあり感想

  • 百合と対照的に、先生と弟(学園の職員)の姉弟愛みたいなのが書かれるシーンがあった(一緒のベッドで寝てる)。
  • 弟(学園の職員)は、アヤをマヤだと思って、"元の場所に戻して"いるが、マヤがその場所にいたのは7歳のはずで、成長したマヤを見ているということになる。
    • そもそもなんでその場所に行ったのか、なぜ足を引きずっているのか、なぜ内気な性格になってしまったのかわかる描写はなかった。
    • そして姉である先生がことごとく、近づく生徒を水死体に変えてしまうので、辿り着いたらどうなるのかわからなかった。
  • 学園長と一緒に呪いを掛け合い死んだ方の子の呪いから逃れるために、双子を引き取り、片方を、差し出すという人間の汚さ。
    • そして、学園長は呪いから逃れられたので、呪いは解けたはずであるが、まだ人を呼び寄せるのはなぜ?
  • アヤがマヤのことを思い出す場面では'月蝕の仮面'の海咲と海夜を思い出してちょっと切なくなってしまった。
  • なぜ呪いが解けたのかよくわからなかった(上記、思い出してあげたことで呪いが解けたのかなーと勝手に)。
  • ゲームとは違い、射影機で撮影して闘ったり謎を解いたりすることはないし、アヤは射影機に触れることすらないので、あちらの世界のものを見てはいない。
    • ミチは最後の最後に触れて、アヤを撮影しようとした際に、アヤの周りに集まる亡くなった生徒たちが見えるが、悪いものではなく、むしろいい光景だった。
  • 最後のどんでん返しに「私達も女の子にだけかかる呪いにかかっていた」とあるが、呪いの掛け方は、呪いを掛ける相手の写真にキスをするとのことだが、ミチもアヤも写真は出てこない。
    • ただし、ミチとアヤはキスしているので、これが関係あるのかも。
    • そもそも写真にキスするというのは、当時、少女同士の恋愛が厳しく罰せられる時代背景もあり、本当のキスができなかったので、代わりに写真で代用しただけであり、本当のキスでも効力があるということなのかもしれない。
  • 度々起こっていた地震のような振動も、なぜ、卒業生でもないメリーさんが校歌を歌っていたのか、なぜ、メリーさんは地震に動じないのか、わりと謎が多かった。
    • 次作があるならその辺が詳しく書かれるかも?